2週間ほどドイツのベルリン在住のご夫婦のところへ伺いました。
ベルリンは緑や川が多く、自然の多い街という印象を受けました。
今回のクライエント様の症状ですが、奥様は喘息のような症状が1年半以上続いており、息苦しさやたんの絡む咳を
頻繁にして睡眠にも支障をきたすとのことでした。
また乾燥した季節には外にいるのも辛く、部屋でなるべく過ごすようにしているようです。
旦那様については右足のひどいむくみ、極度の疲労感、手の無感覚といった症状などが悩みであるとのことでした。
お二人とも70歳を超えており、長年の血流の悪化によって様々な症状が出てきているということをお伝えし、血流を悪くしている箇所を説明しながら施術をおこなっていきました。
どんな症状にも発症した原因があり、その原因となる血流悪化を招いている箇所を改善する必要があります。
そして血流改善と同様に、これまでの食事を変えていく必要性もお話しました。
お二方ともに野菜や玄米に対する信仰心が高く、食事には気をつけていました。
しかし現在の体調が悪いのであれば野菜中心の食事を変えていく必要があるというのが私の考えであり、糖質を減らしてしっかりとたんぱく質・脂質を摂取するように指導しました。
3日が経過する頃からお二人の体調に良い変化が少しづつ現れ始めました。
奥様は息苦しさが軽減されたことによって朝までぐっすり寝られるようになり、たんの絡む咳をする頻度が大幅に減りました。
ご主人は足のむくみが明らかに軽減され、疲労感が和らいだとのことでした。
疲労感を和らげるための薬や、足のむくみを改善するソックスは結果に対してのアプローチですから、たとえ一時的に症状が和らいだとしてもまた繰り返す可能性が高いです。しかし、これらの症状の原因にアプローチすれば根本的な治療となります。
この考えをしっかりとご夫婦に理解していただき、身体に大きな影響を与える食習慣を身につけてもらうことに専念しました。
明らかに症状が緩和されてくることを感じ、ようやくご主人の手の症状も改善の兆しが見え始めたタイミングで帰国日を迎えました。
2週間とちょっとという短い期間ではありましたが、いかに血流と食事が身体に影響しているかを実感してもらえる良い機会になったと思います。
今回のクライエント様はドイツやスイスにて様々な治療をされておりましたが、あまり効果を感じることができず、私が日本から伺うということになりました。
しかし、優秀な治療家の方々と違って私がお伝えしてきたことは非常にシンプルなことなのです。
悩んでいる症状には必ず原因があり、その原因を解決しなければ症状は続くということです。
原因とは血流の悪化と食事です。
もちろん全ての原因がこの二つだけという訳ではありませんが、主にこの2つが原因であるということです。
そして症状の原因を治療すると徐々に良い結果に変わっていきます。
本当にシンプルですが、海外在住の外国人のクライエント様に理解し、効果を実感していただけたことは大変嬉しく思いました。